2018.04.25

Webコンサルティングって何してくれる?その費用・料金

Webコンサルティングを外部に依頼する場合、その費用はいくらなのでしょうか。

また、コンサルティングという人が商品のサービスの場合、何をしてくれるのか、そのレベルはどれくらいなのかわかりずらいものです。

そこで、今回は私の経験に基づき、

  • ●  Webコンサルティングの費用
  • ●  Webコンサルティングのサービス内容
  • ●  Webコンサルティングのレベル

 
についてご紹介していきます。

Webコンサルティングとは何をするのか

コンサルティングとは専門家が相談にのり、助言や指導を行う事という定義が一般的だと思います。
 
つまり、顧客の困っていることを解決する仕事と言えます。
 
ただし、何の専門家?困っている事とは?と実はWebコンサルティングという言葉の定義自体がとても曖昧です。
 
また、コンサルティング業務が会計士や弁護士のように法律により特定の業務をするための独占的な業務があるような資格が必要な仕事ではありません。
資格がないだけに誰でもコンサルタントと名乗れるため曖昧になっています。
 
 

業務範囲の違いは・・・何を対象に どこまでの深さで コンサルティングを行うのか

Webコンサルティングの内容を分類すると何を対象にどこまでの深さでコンサルティングを行うのかで違いがでてきます。
 
対象範囲が一番広い例で言うとコーポレートサイト、ブランドサイト(商品サイト)、EC、アプリ、ソーシャルメディアなど企業とWebに関するあらゆる事を対象としてお客様の目的達成をサポートする事があります。
 
次によく言われる例をあげるとWebサイトを企業の戦略に基づいていかに活用していくかというホームページコンサルティングをWebコンサルティングと言う事が多いように思います。
 
また、Webを使った集客(主にWeb広告やSEO対策)をWebコンサルティングと指している事もあります。
 
Webに関して対象を先ほど挙げたありとあらゆるものを対象とするのか、ホームページのみなのか、ホームページへの集客を指しているのかそういう範囲を特定する必要があります。
 
次にどこまでの深さという事ですが、
例えばホームページを対象とする場合でもWebサイトを企業の戦略に基づいていかに活用していくかという、経営戦略レベルの話もあれば、ホームページの解析・レポートをコンサルティングと説明している場合もあります。
 
以下では先ほど挙げたWebサイトを対象としたWebコンサルティングについてその内容と費用について説明してきます。
 
 

Webコンサルティングの分類とその費用

ヒューリスティック分析(専門家によるアドバイス)タイプ

 
【費用相場】1回5-10万
 
ホームページの専門家がその知見に基づきアドバイスを行うタイプです。
 
データを見てアドバイスをするというよりは、Webサイトに訪れたユーザーに使いやすく、ユーザーのニーズを満足させる体験をさせるにはどうあるべきかと言うアドバイスを行うタイプです。
UI/UXコンサルティングと言う事もあります。
※UI(User Interface)UX(User Experience)
詳しくはUIとは?UXとは?をご参照ください。

 
例えば、ターゲットのユーザーはこういうユーザーなので、グローバルナビにはこのようなメニューを配置し、このように情報整理を行い、ここにこういうリンクを置いて回遊性を高めたサイトにした方が良いというようなアドバイスです。
 
詳細なレポートや資料を求めるとこの値段では難しいかもしれませんが、低コストが可能なのはほぼ準備が不要だからです。
対面や電話で2時間5-10万などが多いと思います。
 
費用を抑えてアドバイスを求めたい場合には良いかもしれませんが、どちらにせよホームページをリニューアルしていくのであればこのサービスレベルを求めているのであればWeb制作会社にリニューアルしたいと相談すると提案書として出てくる事も多いと思います。
 
リニューアルしていくつもりであれば制作会社何社かに相談して、提案書を見比べて、いいと思った会社にそのままリニューアルもお願いした方が良いように思います。
 
 

Webサイトの解析・レポート(Googleアナリティクスなどで解析し、レポートする)タイプ

 
【費用相場】月額10-30万 単発の場合30-50万
 
Webサイトのページ数により違いがありますので一概には言えませんが、このような価格帯が多いと思います。
 
例えば、
ユーザーがどういうブラウザで何時頃にどういう流入経路(検索エンジン、メルマガ、ソーシャルなど)でどこのページにアクセスし、次にどこのページを閲覧した、どこのページで離脱した、何分滞在したなどのWebサイト全体の特性をレポートし、ボトルネックに対して改善案を出すと言うイメージです。
 
ここで注意点はデータが出てくるのみなのか、改善案もあるのかという点です。
 
ホームページの解析はGoogleアナリティクスを使うことが多いですが、そのデータを収集し、提供されただけではどうすればいいのかわからないと思います。
 
データは収集し、分析し、活用してはじめて意味がありますのでどこまでやってくれるのかを確認した方がよいです。
 
コンサルティングとして設計ができるのかということも大事です。
 
業者によっては単にGoogleアナリティクスのデータを提供し、適当な改善案を出しているところもあります。
Googleアナリティクスで様々な提供されるデータがある中で、どれを重要指標として、KPIとして設計するのかしっかりとアドバイスできるところを選ぶべきです。
 
また、電話やメールの問い合わせが可能なのか、月に何度か訪問してくれるのかなども重要です。
改善点がレポートで提出されても、これはどういうことなのか疑問点は出てくると思います。
 
電話、メール、訪問などが可能であれば、Web担当者の知見もたまっていきやすい、研修としての効果もあります。
Googleアナリティクスの見方、使い方を教えてくれるのか、運用のポイントや運営に対してアドバイスをしてくれるのかなども確認しておくと良いと思います。
 
 

研修タイプ

 
【費用相場】単発で10-50万
 
知識のノウハウ提供型です。
 
こちらはお客様のサイトを分析してというよりは決まったマニュアルや知識を伝承するという形です。
 
Web制作会社で経験を積んだ方が独立して、個人事務所を持たれている場合には、電話や対面により、独自にマニュアルにまとめたものでアドバイスしながら研修するタイプは5-10万など比較的安価です。
 
専門の業者がWeb担当者向けに研修を行う場合には合計5回で50万という形態であったり、お客様のみ利用可能な専用サイトが閲覧でき、そこでアドバイスをもらったりなどもあります。
 
 

企業の経営戦略としてのWebサイト活用タイプ

 
【費用相場】月額30万〜
 
こちらのタイプは細かくいうと2パターンあります。
 
1つ目はホームページのコンサルティングというよりは企業の経営戦略としてどのようにWebサイトを活用していくかというタイプです。
 
企業の経営戦略を把握した上で、そのゴールを達成するためにWeb・ITをどのように活用していくかというWeb戦略を立案する経営企画室をサポートするレベルから入る場合もあります。
 
この場合のWeb戦略とは目的を達成するためのシナリオです。
 
簡単にいうと山の頂上というゴールに向かってどのような道筋で登るのか、または北海道から沖縄に移動する場合、どこで宿を取り、どの交通機関をいつ使い、どのように移動するのかみたいな話です。
 
そういうシナリオ、道筋を決めるためにコンサルティングではヒアリングをしっかりと行い、目的に沿ったもので、一番伸び代が高く費用対が高い施策の優先度をつけることが大事です。
 
このような仕事は大企業というよりも中小企業を対象に行うことが多いですが、このレベル感から入る場合最低でも100-200万は総額でかかるケースが多いです。
 
2つ目は
そこまで大掛かりなものではない場合、よくあるタイプでいうとホームページコンサルティングに近い場合もあります。
 
この場合でも最終的にはホームページのリニューアルに着地しますが、大事なことはビジネスとしての視点です。
 
ホームページコンサルティングの場合でもしっかりと成果を出そうとする場合、基本的には3C分析の観点でお客様の業界のヒアリング(市場分析)、競合のヒアリング(競合分析)、お客様の商品特性、営業形態などのヒアリング(自社分析)を行いながら、あるべきホームページの目的を定め、リニューアルをしていきます。
 
こういう最初のヒアリングでこのようなことを行わずに、ホームページというネットのことだけをヒアリングするような業者は二流のWebコンサルタントだと思って良いです。
 
こちらのタイプでも金額は最低でも50-100万は総額でかかるケースが多いですが、ホームページ寄りにスコープが狭まっている分、Web戦略を立案する経営企画室をサポートするレベルから入るものよりは安いです。
 
いずれのタイプのそうですが、最低これくらいという金額は記載してますが、一番価格が不明瞭とも言えます。
ざっくりと料金の決まり方ですが、稼働量と難易度、あとはその会社のブランド力による付加価値で決まります。
 
決まったものを売るのではないからこそお客様ごとのコンサルティングなわけですが、それゆえに稼働量やスコープの設定、難易度の見極めなどはヒアリングしてみないと何とも言えないからというのが正直なところだからです。
 
また、ヒアリングをしてある程度成果があがるなと判断つくかどうかを見極めているとも言えます。
 
なぜ見極めているかというとゴールが見えていないのに仕事を受けてしまうと、こちらも何とかゴールを模索するのに時間も手間もかかりますし、結果として成果が出ないとお客様にも迷惑をかけるからです。
 
弊社の場合はWeb戦略を立案する経営企画室をサポートするレベルから入る場合もホームページコンサルティングもどちらも行いますが、
このような事情からある程度成果があがると方向感の見極めをつけた上で、月額での契約で始めさせていただく場合が多いです。
 
総額でいくらと定めるには細かな稼働量やスコープの調整を行ってからでないとできないです。
そのため、いずれにせよコンサルティングは時間がかかるので、月額契約で徐々に明らかにしていくというかたちにしています。
 
月額での契約をしたり、成果が出るのかを見極めてから始める理由ですが、コンサルティングは長い付き合いになることが多く、成果がでないとクレームにもなりますし、継続的なお客様にもなりません。
Webコンサルティングで成果を出すにはお互いの事情がわかっている方がより成果が出やすいです。
そのため、弊社では中長期でお付き合いできそうなお客様とコンサルティングのお仕事をさせていただくようにしています。
 
逆にいうと、バッチリと金額を提示できる会社は、稼働量が見えるある特定の課題のみを解決するための雛形的なサービス展開を行っている可能性が高いです。
 
その他に注意が必要な点としては、戦略の絵を描くのみのWebコンサルティングなのか、戦略の絵を描き、実行までやるハンズオン型なのかという点です。
 
Web・IT領域は特になのですが、データが取りやすいことが通常の経営コンサルティングと大きく違う点だと思います。
そのため、私の考えでは戦略の絵を描くのみのWebコンサルティングより、戦略と実行がセットになったハンズオン型のWebコンサルティングタイプの方がデータを取りながら毎月PDCAを回していきやすいため良いと思っています。
 
 

Webコンサルティングのレベル

ここでは企業の経営戦略としてのWebサイト活用タイプのレベルについて記載します。
 
Webコンサルティング会社を選ぶ時にサービス内容やそのレベルがわからないからこそ、会社の実績を重視されることが多いように思います。
 
ただし、それはそれで一定の指標にはなるのですが、基本的にIT業界は会社のレベルというよりは担当者の質の方が大事です。
 
コンサルティングのレベルを把握するにはホームページ、Web集客、アプリなど様々な観点で担当者の経験を聞いてみるのが一番早いと思います。
 
担当者によってはホームページは詳しいがSEOが苦手、広告が得意な場合には広告の提案が多くなってしまったりということもありえます。
 
やるかどうかは別として、やる可能性がありそうなことにホームページリニューアル、リスティング広告、SEO対策などがあげられるのであればそれぞれについての経験を聞いてみるのが良いと思います。
 
あとは一度打ち合わせをしてみれば、質問のレベルでその担当者のレベルもある程度わかると思います。
 
上であげましたが、ヒアリングに時間をかけずに、質問事項がお客様のビジネス、リアルなことを聞かずにネットのことだけをヒアリングするような業者は二流のWebコンサルタントだと思って良いです。
 
WebコンサルティングとはWebに関する知識も必要ですが、ある種経営コンサルティングに近いためビジネスに強いかどうかという視点の方が大事です。
 
お客様はWebには詳しくないかもしれませんが、ご自身の業界・ビジネスについては詳しいはずです。
 
あまりに的外れな質問や回答をしてくる業者はその時点でアウトでしょう。
 
Webからの売上、集客など成果にお悩みであれば私たちにご相談ください。
確実にメリットがある情報をご提供させていただきます。