東京大学先端科学技術研究センター様 研究者向けコミュニティー型マッチングサイト事例


弊社は、有名事業会社で実際にサービス運営していたメンバーが多数いるため、効果的な企画・要件・機能など成果を出すことを強みとし、人材紹介サイト、物件紹介サイト、予約サイト、シェアリングエコノミーなどの各種マッチングサイトや新規toC向けWEBシステム開発に関する開発を得意としております。
 
今回は、東京大学様ならではとも言える、データ解析をしたい研究者ための相談・共同研究のコミュニティー型(投稿・コメント)のCtoCマッチングサイトの事例となります。

 
弊社のマッチングサイト構築についてはマッチングサイト構築をご参照ください。
 
 

お客様情報

  • ●  東京大学先端科学技術研究センター様
東京大学先端科学技術研究センター様 研究者向けコミュニティー型マッチングサービス事例 イメージ

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プロジェクト概要

  • ●  開発サービス

データ解析をしたい研究者ための相談・共同研究マッチングプラットフォームサービス「Datareact(データリアクト)」です。
※現在はベータ版として、お客様側で試験運用中です。(PC専用)
 
 

サービス概要

  • ●  サービス種別:CtoCマッチングサイト

研究者とデータ解析者で共同研究や気軽に相談・コミュニケーションを取るためのマッチングサービス。
ご依頼頂いた際に、研究者とデータ解析者同士があまり交流がない、もっと交流があれば、もっと研究成果が出やすいはずだという仮説を検証したいということで今回のご相談を頂きました。

 
マッチングサイトには種類が様々あります。
 
詳しくは【徹底解説】マッチングサイトとは?全体像をビジネスモデル・パターン・実例を元に解説をご参照ください。
 

  • ●  登場人物・スキーム

通常のマッチングサービスの場合には、
・提供者(供給者)・・・マッチングサービス内でサービスやモノを提供する人(供給サイド)
・利用者(需要者)・・・マッチングサービス内でサービスやモノを利用する人(需要サイド)
が明確に分かれることが多いのですが、今回はお互いが提供者(供給者)であり、利用者(需要者)であるという関係性です。
 
研究者
・提供者として:良い研究データを提供できる
・利用者として:データ解析をしたい、データ解析で何ができるか知りたい
 
データ解析者
・提供者として:データ解析手法、理論、技術を提供できる
・利用者として:データ解析技術を実データに活かしたい、活かせる面白い仮説を知りたい

 
・運営者・・・マッチングサービスを運営する人・会社
東京大学先端科学技術研究センター(センター内研究者)
 

  • ●  マッチングサイトの種別

CtoC型のマッチングサイト。
通常、CtoCなど個人向けのサービスや、デスクワークをしていないサービス業(飲食店、スポーツジムなど)の場合にはPC対応より、スマートフォン対応を優先させることが多いです。
ただし、今回はCtoCとは言え、スマートフォンで投稿というよりは、大学の研究者がデスクで研究相談、データ解析など実質オフィスワークの延長線上での利用が想定されたため、PC対応を優先させる事になりました。

  • ●  マッチングサイトの課金(マネタイズ)方法

通常のビジネスマッチングサイトでしたら、最初から課金(マネタイズ)機能は入れないこともありますが、何らかの形で後々には課金(マネタイズ)機能は導入します。
 
ただし、今回の事例では、学校法人ならではとなりますが、課金(マネタイズ)については検討する必要はありませんでした。

 
 

成果を一言で

 
ご希望とされるマッチングサイトのイメージを丁寧にヒアリングし、多数のマッチングサイト構築の事例の中でのナレッジを活かし、最適な仕様でプロダクトをリリースしました。
 
 

ご要望

 
研究者やデータ解析者のための相談・共同研究のコミュニティー型(投稿・コメント)にし、もっと交流があれば、もっと研究成果が出やすいはずだという仮説を検証したい
 
 

頼もうと思ったきっかけ

 
当社の事業立ち上げの経験の豊富さ、マッチングサイト制作の豊富さからご選定いただきました。
 
 

進め方

 
ご要望の一覧をいただき、普段馴染みのない研究者やデータ解析者の方についての情報やサービスゴール、マッチングサイトとしてどのように集客を考えられているのかをヒアリングさせていただき、要件・仕様を整理させていただきました。
 
その後、ワイヤーをもとにイメージの認識の相違がないかをヒアリングさせていただき、開発・リリースを行いました。
 
 

今回のプロジェクトで配慮した点

  • ●  クローズドなコミュニティー・マッチングサイト

マッチングサイトでは何と何をマッチングさせることに価値があるのかがサービスの価値になります。
 
マッチング難易度が高いものがマッチングする、マッチング率が高い、などがマッチングサイト・コミュニティーの価値となります。
 
マッチングサイトの価値とは突き詰めると以下になります。
・マッチングの質が高い
・マッチングの量が多い(マッチングしないものがしやすくなるというマッチング率)
 
今回の事例では、誰でも参加してもらって、ユーザー数を増やしたいというサービスというよりは、研究者やデータ解析者をマッチさせるという、ある意味特殊なユーザー同士をマッチさせ、日本の科学の進歩に役立つようすることが目的です。
 
そのため、マッチングの量というより、質を求める必要があったため、クローズドなマッチングサイト・コミュニティーとして設計しています。
 
一例を上げると以下となります。
・ユーザー登録は承認制、投稿は一般公開(非会員でも閲覧可能)、限定公開(会員のみ閲覧・コメント可能)
大学や研究所に所属しているユーザーなど、サービスを本当に必要としているユーザーのみを承認し、利用可能にしています。
 
コミュニティーサービスでもこのような設計をすることがあります。
 
サービス立ち上げ初期のユーザーやその投稿の雰囲気で、サービスを方向づけるようになるため、クローズドなコミュニティーにしたり、ベータ版として、一部のユーザーにのみ利用してもらい、予めコミュニティーの雰囲気を作った上で一般公開します。
 
 

  • ●  投稿ページは文字中心になることを想定したデザイン

コミュニティー型のマッチングサイトを制作する場合、何も考えず、他のサービスを参考にしてしまうと、なんとなくおしゃれな投稿内の画像や中心としたデザインになってしまいます。
 
例えば、こういう風な写真が必ずあることを想定した投稿一覧のデザインになりがちです。
 

画像前提の投稿一覧例
画像前提の投稿一覧例

 
 
今回のマッチングサイトの事例では、研究者やデータ解析者同士のコミュニティーとなりますが、必ずしも投稿で画像があるとは限りません。
文字中心のコミュニケーションに、一部画像データも添付されるようなイメージです。
 

今回は、OKWAVEやyahoo知恵袋のようなQAサービスに近いイメージでデザインしました。
 

yahoo知恵袋
yahoo知恵袋

 
 

東京大学先端科学技術研究センター様 研究者向けコミュニティー型マッチングサービス
東京大学先端科学技術研究センター様 研究者向けコミュニティー型マッチングサービス

 
 

 
 

ご担当者様の声

柔軟に対応いただき、マッチングサイトとしてのコンサルティングがしっかりしていた。
デザインも管理画面も使いやすくとても満足している。
との声を頂きました。