株式会社マイクロアド様 ポイントアプリ(マッチングサービス)事例


弊社は、有名事業会社で実際にサービス運営していたメンバーが多数いるため、効果的な企画・要件・機能など成果を出すことを強みとし、人材紹介サイト、物件紹介サイト、予約サイト、シェアリングエコノミーなどの各種マッチングサイトや新規toC向けWEBシステム開発に関する開発を得意としております。
 
今回は、ポイント還元があるマッチングサイトの事例となります。
 
弊社のマッチングサイト構築についてはマッチングサイト構築をご参照ください。
 
 

お客様情報

  • ●  株式会社マイクロアド

   国内最大級のアドネットワークを有するサイバーエージェントグループ

  • ●  株式会社マイクロアド 常務取締役 田中宏幸様

   ※プロジェクト当時の役職です
 

トコトコマイルイメージ
トコトコマイル

 

プロジェクト概要

  • ●  開発サービス

オンラインから実店舗への来店集客と実店舗での購買を最大化するO2Oマーケティング事業である、「トコトコマイル」
 

マイクロアド様プレスリリース
https://www.microad.co.jp/news/detail/879/

 

実店舗集客と購買を最大化する「トコトコマイル」とは
「トコトコマイル」とは一般消費者が利用するサービスで、実店舗来店や実購買に対してユーザーにマイルを付与し購買を最大化する、実店舗来店型の購買マイレージサービスです。
 
ユーザーはトコトコマイル上に購買オファーされた対象商品を購入し、レシートを投稿すればマイルが還元されます。貯めたマイルはsuica電子マネー(JR東日本提供)や楽天Edy(楽天Edy株式会社提供)、nanacoギフト(株式会社セブン・カードサービス提供)、WAON(イオンリテール株式会社提供)などさまざまなデジタルマネーに変換可能です。
 
メーカーにとっては、商品を掲載することで多くの消費者に認知・購買の機会となり、レシート情報から同時に購買された商品のバスケット分析なども可能なO2Oマーケティングとしてご利用になれます。
 
 

 

サービス概要

  • ●  サービス種別:マッチングサイト、ポイントサイト

お得に商品を購入し、ポイントを取得したい一般ユーザーと消費者に商品の認知・購買を促したいメーカーのマッチングサービス。
 
マッチングサイトには種類が様々あります。
 
詳しくは【徹底解説】マッチングサイトとは?全体像をビジネスモデル・パターン・実例を元に解説をご参照ください。
 

  • ●  登場人物・スキーム

・提供者(供給者)・・・マッチングサービス内でサービスやモノを提供する人(供給サイド)
消費者に商品の認知・購買を促したいメーカー
 
・利用者(需要者)・・・マッチングサービス内でサービスやモノを利用する人(需要サイド)
お得に商品を購入し、ポイントを取得したい一般ユーザー
 
・運営者・・・マッチングサービスを運営する人・会社
マイクロアド様
 

  • ●  マッチングサイトの種別

BtoC型のマッチングサイト。

  • ●  マッチングサイトの課金(マネタイズ)方法

掲載料モデル。
マッチすることでユーザーへポイント還元。メーカーとしては販売促進費用としての側面とユーザーのマーケティングデータが集まるメリットがある。
 
 

成果を一言で

 
企画書1枚の段階からビジネスモデルのヒアリングを行い、モック(紙芝居のような動きのイメージがわかるもの)を作成し、イメージの相違がないことを確認しながらプロジェクトを進めていきました。
 
 

ご要望

 
マイクロアドが保有するデジタルマーケティングの強みを活かし、レシート情報から同時に購買された商品のバスケット分析なども可能なO2Oマーケティングサービスにする。
 
 

問題点

  • ●  ビジネスモデルははっきりしていたが、参考となる似たようなサービスがない。
  • ●  お客様側として、広告サービス以外のサービス開発の経験が少ない。
  • ●  事業責任者が常務取締役であり、なかなか時間が取れない。

 
 

頼もうと思ったきっかけ

 
当社の事業立ち上げの経験の豊富さ、柔軟な対応力を期待され、ご選定いただきました。
 
 

進め方

 
新規サービスのため、フェーズを複数に分け、ファーストフェーズではユーザーニーズ・事業成果のテストマーケティング、人員によるオペレーション面の課題がないかなどを確認しながら、のちのフェーズで必要な機能を追加していく進め方にしました。
 
具体的には以下を実施しました。

  • ●  一部機能でもいくつか参考になりそうなアプリを提示し、どういう要件・機能を用意しておくべきかヒアリングや提案
  • ●  将来の理想的なサービスの状態を確認しつつ、どこから作っていくか、サービスを成立させるために必要な機能という観点での要件・機能の洗い出しと優先度付け。
  • ●  ユーザーの行動、操作、システムとの関係性、データの流れ、裏側での人員の操作などの運用フローを踏まえて必要な要件・機能の洗い出し。

 
など
 
 

今回のプロジェクトで配慮した点

 
今回のプロジェクトは、単なる開発と異なり、マーケティング的な観点、ポイントというゲーミフィケーションの観点、人員によるレシート・ポイントの運用という業務フロー的な観点など様々な経験が必要とされるプロジェクトでした。
 
具体的に配慮が必要だった点は以下です。

  • ●  サービスをマーケティングに活用したいというご要望から、OCRでレシート情報としてどういう項目(例えば、店の名前、店の電話番号、商品名、商品価格、合計金額、購入日時など)をどういう形式のデータで管理しておくと、マーケティングデータとして活用しやすいか。

※optical character reader 光学式文字読み取り装置。印刷物などの文字を、光を当てることで読み取り、テキストデータに変換する装置のこと。

  • ●  ポイント(今回のサービスでいうマイル)交換の計算方法をどうするべきか。どのポイント交換サービスを利用するとユーザーに広まりやすいか。
  • ●  ポイントの不正対策をどうするか。
  • ●  レシートの承認・否認、ポイントの付与などの処理タイミング、ステータスの変化、人員でのオペレーションを踏まえた運用に無理のない要件・仕様の決定
  • ●  新規サービスの場合の特有の考慮すべき点としては、リリース直後のユーザーや商品が少ない時点での一覧の見せ方をどうするべきか。
  • ●  管理画面でレシートの承認・否認、ポイントの付与などの実際の人員でのオペレーション踏まえて必要な管理画面の機能、使いやすい画面の設計。
  • ●  最低ポイント交換のレート、交換ポイント数の設計
  • ●  既存のマイクロアド様の広告配信・分析に活用するためのIDの紐付け、設計

 
など