2018.05.14
ホームページで集客できるようになりたい、問い合わせ・資料請求に繋げたり、自分たちのビジネスの売上を大きくしたい。
しかし、いろいろ集客方法があり、自分たちのリソースやホームページ状況、予算にあった方法・進め方がわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は
についてご紹介していきます。
コンテンツSEOとはコンテンツを利用してSEO(検索エンジン最適化)を目指す手法です。
簡単に言うとページ数を増やしてユーザーの訪問者数を増やそうと言うことです。
SEOとはユーザーの関心のあるキーワードを特定してそれに答えるコンテンツを作り、リンクを増やすことで自然流入を増やすプロセスです。
つまりお金を払う広告に頼らずにgoogleなどの検索エンジン経由でユーザーを集めることができる状態を作るということですが、「適切な検索キーワードを見つけ、コンテンツ量を増やし、適切に検索エンジンに伝えていくプロセス」ということです。
ホームページへの集客を増やすには、以下の式の両方を上げる必要があります。
1)コンテンツ量を増やすとはどういうことかですが、仮に1ページで月に10人訪問してくれるとします。
単純にそういうユーザーを満足させるページが10ページあれば月に100人訪問してくれることになるということです。
イメージとしては顧客の声、事例、見込み客が興味が湧くようなブログ記事を日々作っていくというものです。
コンテンツマーケティングとも言います。
詳しくはこちらをご参照ください。成果の出るコンテンツマーケティング
先ほど、ホームページへの集客を増やすには、以下の式の両方を上げる必要があると説明しました。
検索流入を増やす=1)コンテンツ量 × 2)コンテンツの質(順位を上げる)
また、SEOとは「適切な検索キーワードを見つけ、コンテンツ量を増やし、適切に検索エンジンに伝えていくプロセス」と説明しました。
内部SEO対策は2)コンテンツの質(順位を上げる)に対する手法であり、「適切に検索エンジンに伝えていくプロセス」です。
つまり、作成したページを適切にgoogleに伝わるようにサイトを作るということです。
適切にgoogleに伝わるようにするにはいくつか作法があり、それにのっとった作り方をしますということです。
SEO全般についてはこちらで説明しております。成果の出るSEO対策とは
こちらは集客というよりは成約率を高める手法になります。
つまり、ホームページに集客できた後の話です。
例えば、せっかく集客できた人には商品を買ってもらったり、問い合わせをしてもらいたいと思います。
Googleアナリティクスなどの計測ツールを使って、ボトルネックを把握し、フォームや対象となるページを改善し、滞在時間、コンバージョン率、回遊率などを高める手法となります。
先ほどまでは自社のメディアに対して自然流入でホームページに集客しようという手法でした。
ソーシャルメディアとはFacebook、Twitter、Instagramなどを指しています。
これらのソーシャルメディアで自社のアカウントを作り、購読者を増やします。
そして、自分たちのアカウント上で新製品やキャンペーンなどのニュースをお知らせし、自分たちのホームページに自分たちが主体となって流入を増やしていくという手法です。
ペイドメディアとはいわゆる広告です。
お金(広告費)を払って(paid)掲載する従来のメディアを指しています。
WEB広告には、バナー広告、動画広告、記事広告(ネイティブ広告)など、さまざまな種類がありますが、ここではWEB集客における代表的な集客方法を以下で紹介します。
純広告とは広告主(あなた)が新聞や雑誌、大手ポータルサイトなどの広告枠を購入して掲載される広告です。
その広告からホームページへ送客するということです。
純広告の特徴は以下です。
つまり、広告の枠を選んだ時点である程度勝負がついており、成果に限らず一定のお金がかかるということです。
リスティング広告は、検索エンジン(Yahoo!やGoogleなど)でユーザーがあるキーワードで検索した時に、その検索結果に連動して表示される広告です。
リスティング広告の特徴は以下です。
リスティング広告は純広告とは異なり、自分たちでコントロールでき、成果に応じた支払いということです。
始める際のハードルが低いため、気軽に自分たちで始めることができるのですが、専門的な知識がないと多くの企業が失敗しています。
また専門の広告代理店でも失敗することもあります。
詳しくはこちらをご参照ください。
リスティング広告が広告代理店に依頼して失敗する理由
アフィリエイト広告は、アフィリエイターという第三者のホームページやブログにリンクやバナーなどの広告を貼ってもらい、クリック、問い合わせ・購入・資料請求など成約地点を自分たちで決め、その成果に応じて広告料を支払う、成果報酬型広告のことです。
通常、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と言うサービス通じてアフィリエイト広告を支払います。
アフィリエイト広告の特徴は以下です。
SNS広告は、ソーシャルメディアと呼ばれるFacebook、Twitter、Instagramなどに広告を出すことを指します。
「3.ソーシャルメディア」ではこれらのソーシャルメディアで自社のアカウントを作り、購読者を増やすために自分たちのお知らせを投稿することで露出していましたが、購読者が少なくても広告で自分たちのホームページに流入を増やしていくという手法です。
Facebookは30-40代、Twitterは10-20代、Instagramは若い女性に強いなど、ソーシャルメディアにより特徴が異なります。
ホームページ集客のための8つの手法を紹介しました。
では、どのようにして手法を選択すれば良いでしょうか。
ここでは、
の2つの考え方をご紹介します。
ホームページで集客したい場合の多くのゴールはホームページで購入、または問い合わせ・資料請求だと思います。
式にすると
となります。
そのため、式の1)2)の両方を伸ばさなければいけません。
成果(売上・問い合わせ数)=1)訪問者数×2)成約率(問い合わせ率・購入率)
という式のうち、
2)成約率(問い合わせ率・購入率)がよほど高い場合を除いては、基本的には成約率(問い合わせ率・購入率)から改善していくことをお勧めします。
訪問者を広告で増やしたり、SNSで増やしたところで、訪問先となるホームページ(土台)が悪ければ、成約率(問い合わせ率・購入率)は上がりません。
結果、成果(売上・問い合わせ数)は思ったほど上がらないのです。
イメージとしてはバケツに穴が開いた状態(ダメなホームページ)で蛇口をひねって水を入れる(訪問者を広告で増やしたり、SNSで増やす)ようなものです。
まずは訪問先となるホームページ(土台)の改修が第一です。
つまり8つの手法のうちの「3.ホームページの改修・コンバージョンアップ」が最優先です。
多くの場合、よほどしっかりしたホームページ製作会社にホームページを作ってもらってない限りは以下のパターンが多いです。
つまり、かなりホームページの目的を明確にして作っていない場合にはだいたいこのような状態になっています。
ホームページの目的の重要性についてはこちらをご参照ください。成功するホームページには目的の明確化が必要
成果(売上・問い合わせ数)=1)訪問者数×2)成約率(問い合わせ率・購入率)
という式のうち、
1)訪問者数が少ない場合、その人たちが問い合わせや購入をしてもあなたのビジネスに対してインパクトはしれています。
例えば
成果(売上・問い合わせ数)・・・ビジネスのゴールが問い合わせ数を100件増やすこと
1)訪問者数・・・現在の訪問者が100人
2)成約率(問い合わせ率・購入率)・・・成約率が5%
こういう状態の場合は現在の問い合わせ数は5件となり、95件足りていません。
これはたとえ成約率を20%にできたとしても問い合わせ数は20件で80件足らないことになります。
つまりは圧倒的に訪問者数が足りていないということになります。
成約率が5%なので一般的には悪くないと思います。
このような場合には訪問者数を増やすという判断になります。
ここからの判断は投入できる社内のリソースや予算・成果を出したい時間軸により施策が異なります。
以降で説明します。
予算が全くない場合には広告以外が選択肢となります。
つまり
のどちらかです。
予算がない場合には自分たちでブログを運営するのも一つの選択肢です。
ただし、そんなに簡単ではありません。
日本ではここ数年大手の一部がオウンドメディアに取り組んでいますが、ここ数年の話なのでそもそもオウンドメディアに関するナレッジを持った会社がほとんどいないのが実情です。
また、自分たちで成果の出る記事を企画し、毎月数本書くというのは思った以上に時間がかかり大変です。
多くの場合は、記事を書く専任をつけることはできず、誰かが何かの業務の片手間になってしまうのではないでしょうか。
また、オウンドメディア は成果が出るまでに時間がかかりやすいです。
そのような状態で半年から1年我慢できるでしょうか。
オウンドメディアで失敗する2つの理由
1からソーシャルメディアで自社のアカウントを作り、購読者を増やすという状態であればホームページで集客する前にソーシャルメディアを育てる必要があります。
ただし、このような場合はホームページでの集客以上にソーシャルメディアを育てる方が大変かもしれません。
ソーシャルメディアでホームページへの集客をオススメする場合は以下です。
このようにソーシャルメディアを伸ばすためのなんらかのフック・起爆剤がある状態の場合にはソーシャルメディアは活用しやすいです。
私がお手伝いさせていただいたお客様はこのパターンだったため、一からツイッターを開設しましたが、すぐに1000人近くのフォロワーを獲得することができました。
【毎月の予算20万以内】
毎月の予算が20万以内の場合には、リスティング広告から小さく始めるのがオススメです。
この場合にも上の「成約率(問い合わせ率・購入率)を高める場合」で説明しましたようにホームページがしっかりと改善されていることが大前提です。
訪問者を広告で増やしたところで、訪問先となるホームページ(土台)が悪ければ、成約率(問い合わせ率・購入率)は上がりません。
イメージとしてはバケツに穴が開いた状態(ダメなホームページ)で蛇口をひねって水を入れる(訪問者を広告で増やす)ようなものだからです。
【毎月の予算20万以上】
毎月の予算が20万以上確保できる場合には、短期的に成果を出したい場合にはリスティング広告、中長期的に成果を出したい場合にはホームページに対してのコンテンツSEO(ブログを書く)を外部に依頼するのも選択肢です。
ただし、ここからは短期と中長期のバランスやホームページ自体の仕上がり具合により、施策の優先度は変わってきます。
現在のホームページの計測データや過去やったことがある施策の数字などを見せていただきながらどの手法が良いか優先度をつけていくという形で一概にこれとはなかなか言えません。
方向感としては短期にはリスティング広告、中長期にはオウンドメディアが王道ではあると思います。
いかがだったでしょうか。
ホームページ集客の8つの手法と目的・予算別の選び方についてここまで説明してきました。
まずは全ての訪問先となるホームページ(土台)を真っ先に対応、その後は毎月の予算に応じて方向感としては短期的な成果ならリスティング広告、中長期的な成果ならオウンドメディアという形がオススメです。
もっと具体的な話が聞きたいなど、ホームページ集客に関してお悩みであれば私たちにご相談ください。
確実にメリットがある情報をご提供させていただきます。