2018.06.28
このような方も多いのではないでしょうか。
ここでは、今すぐにスマホ対応に取り組まないといけない理由を理解していただくためのメリットを皆様のビジネスとどう関係するかを中心に説明していきたいと思います。
スマートフォン利用者が増えており、ビジネスとしてもスマートフォンが重要なのはご理解いただいていると思いますが、改めて数字を掲載します。
画像は総務省 「平成29 年通信利用動向調査の結果」より
個人のインターネット利用機器に関しては、スマートフォンがパソコンを上回っている。 ただし、年代別にみると、60歳以上はパソコンの利用がスマートフォンを上回っている。
年代別としても60歳以下に関しては全ての年代でスマートフォンの利用者がパソコンを上回っています。
60歳以上のみが顧客だというビジネスもあまりないとは思いますので重要さはご理解いただけると思います。
そもそもスマホ対応・レスポンシブ対応とは何でしょうか。
インターネットでwebサイトを閲覧する時のデバイスはデスクトップのパソコンやノートパソコン、iphone・andoroidなどのスマートフォン、ipadなどのタブレット、昔でしたらガラケーなど様々なデバイスで閲覧ができるわけです。
それらのデバイスは画面のサイズがそれぞれ異なり、画面が大きかったり、小さかったり、縦長だったり、横長だったりするため、ホームページがパソコン用にしか対応していない場合にはスマートフォンで閲覧する場合には非常に閲覧しにくい状態になります。
このようにスマートフォンで閲覧するユーザーに不便を感じさせない、閲覧しやすいサイトを作りましょうということがスマホ対応・レスポンシブ対応ということです。
簡単にいうとスマートフォンで閲覧するユーザーに不便を感じさせない、閲覧しやすいサイトを作りましょうということがスマホ対応・レスポンシブ対応ということです。
スマホ対応にはやり方が大きく3つあるのですが、googleは「レスポンシブ ウェブ デザイン」というやり方を推奨しています。
他のサイトを見ていても、メリット・デメリットの説明でその辺りがごっちゃになっているサイトも多いため、「レスポンシブ ウェブ デザイン」に関してのみあてはまることについては「レスポンシブ ウェブ デザイン のみ該当」と記載します。
スマホ対応すると集客に強くなるというのが大きなメリットです。
SEOで検索して、あなたのホームページが閲覧されるまでには以下のフローをたどります。
1.検索→2.見たい記事をクリック→3.閲覧
「1.検索」「2.見たい記事をクリック」での効果としてはスマホ対応されることでgoogleにモバイルフレンドリーな対応がされているとして、SEO(検索順位)のアップが見込めます。
その結果、あなたのサイトへの訪問者が増えるようになります。
googleはスマートフォンを利用して、検索した場合にはスマートフォン用に表示されるページが優先的に表示すると説明しています。
その他にもスマートフォン用サイトを作ることには多くのメリットがあります。
Googleウェブマスター向け公式ブログより
現在お持ちのサイトがgoogleのいうモバイルフレンドリーな対応がされているかわからない場合には簡単にこちらでチェックできますので試してください。
モバイル フレンドリー テスト
「3.閲覧」での効果としては、もし、結果的に閲覧されることになったとしてもスマホ対応されていないページだった場合には、すぐに違うサイトに離脱されてしまいます。
また、離脱されやすいですし、サイト内に滞在している時間は少ない状態になり、ビジネス上の成果は生まれにくい状態になっています。
スマホ対応されることでこのような状態が回避できるようになります。
「3.閲覧」での効果としては、もう一つブランド力の低下を防げるという効果もあります。
例えばですが、もしあなたのビジネスが自動車や不動産など高額な商材を扱っていたり、高級なイメージの服や食べ物をウリとしているビジネスだったらどうでしょうか。
そのようなビジネスを扱っている場合には現在、スマホ対応されていない場合には多くのお客様ががっかりしていて、目に見てわかりにくいですが、他社で購入している可能性があります。
このようにスマホ対応とはインターネットだけの影響ではなく、リアルなビジネス上にも影響を与えている可能性があるのです。
これは「レスポンシブ ウェブ デザイン のみ該当」するメリットです。
例えばですが、あなたのサイトがソーシャルメディアで共有された場合、スマホ対応が別々のURLだった場合には以下のようななります。
PC用ページ:https://vectis.co.jp/blog/
SP用ページ:https://vectis.co.jp/blog/sp/
同じスマホ対応をしても対応方法によって、このようなことが起こります。
スマホ対応していない場合にはずっとこのようなことが起こっていると言えます。
スマホがよく利用されるようになり、O2O(Online to Offline)という言葉が注目されています。
地域の飲食店や美容室など店舗でサービス提供をすることがメインの業態の場合には利用者はほとんどが法人ではなく、個人となり、スマートフォンで営業時間やアクセス方法を閲覧することがあります。
たとえ、法人メインにビジネスを行なっている場合でも、商談にくる方はスマートフォンで御社のことを調べて、同じように営業時間やアクセス方法を見ることがあります。
スマホ対応されていない場合にはこのような面でデメリットが発生しています。
店舗集客 O2O(Online to Offline)をホームページの目的にする
自分たちのビジネスは法人向けのビジネスなので、そこまでスマートフォンの影響はないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただし、採用目的で御社のページにアクセスする学生はほとんどの人がスマートフォン利用者です。
採用に関わる費用は安くはないと思いますので、スマホ対応しないことでの機会損失は極力減らしたいものです。
ここからはスマホ対応でのデメリットです。
デメリットというよりは注意点というニュアンスの方が強いです。
こちらはデメリットとは言えないかもしれませんが、スマホ対応する場合には当然コストがかかります。
例えば、PC用ページが10ページで30万かかっていたら、スマホサイトを作る場合には同じように30万かかるイメージです。
PCは画面サイズが大きいため、表示しやすかったコンテンツも、スマートフォンの場合にはサイズを変更したり、場合によってはコンテンツを表示しないなどコンテンツの精査が必要になります。
flashや動画などはスマホ用には省いた方が良いかもしれませんし、店舗集客 O2O(Online to Offline)目的の場合には営業時間やアクセスに関して目立つ位置に配置したり、電話番号をタップしたら直接電話できるようにしたり、googlemapが起動した方が良いかもしれません。
スマートフォンはスマートフォンに適したコンテンツの優先度を考えて、コンテンツを精査する必要があります。
これは「レスポンシブ ウェブ デザイン のみ該当」するデメリットです。
PCでもスマホでも同じ画像を利用し、スマートフォンならスマートフォンに適した画像の表示方法にしているだけで実際にはPCで閲覧する大きめの画像を読み込んでいます。
スマートフォンのスペックが良くなってきたとはいえ、このようなことを考慮しないとサイトの表示が遅くなってしまうことがあります。
いかがだったでしょうか。
ホームページをスマホ対応するすることで得られる6つの集客でのメリットついてここまで説明してきました。
これからスマホ対応される方は「スマホ対応を始める場合に知っておくべきこと」についてもご参照ください。
スマホ対応・レスポンシブ対応に関してお悩みであれば私たちにご相談ください。
確実にメリットがある情報をご提供させていただきます。